コラム
2020/12/10 00:00
こんにちは。私は九谷焼が大好きです。
九谷関連の本や資料は数多ありますが、ここで紹介するのは小説です。
九谷焼美術館の館長もなさった、作家の高田宏さんの「雪古九谷」という作品、
今回読み直してみましたが、、、本当におすすめです。

ではこちらの小説情報を!
「殿様の気に入るまいが、何百年の後の人でも引き込まれる絵を残さねばならん…。」
江戸初期の短期間、加賀国大聖寺藩で制作され、世界美術史上の名品を残した謎の彩色磁器「古九谷」。
藩主前田利治、窯場奉行後藤才次郎、そして絵師の太吉ら九谷焼に情熱を傾けた人々の真実の姿に迫る長編小説。(カバー広告より)
フィクションなんですが、流石に九谷焼美術館の館長をなさった作者、
なるほど、、と納得できる説得力のあるストーリーになっています。
九谷焼は1655年に藩命により後藤才次郎が江沼郡九谷村で開窯したのが始まり、と言われています。
しかし、その後100年足らずで廃窯、、その理由がいまだに解き明かされていない『謎』なのです。
ちなみにその期間に焼かれたものが、現在「古九谷」と呼ばれて世界的にアートとしても高い評価を受けているのです。
【古九谷 色絵鶴かるた文平鉢 】 石川県指定文化財
江戸初期の短期間、加賀国大聖寺藩で制作され、世界美術史上の名品を残した謎の彩色磁器「古九谷」
藩主前田利治、窯場奉行後藤才次郎、そして絵師の太吉ら九谷焼に情熱を傾けた人々の真実の姿に迫る長編小説。
どうですか?読みたくなりませんか??
是非探してみてください ^^